ファンドの目的
米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします
S&P500®とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している、米国の代表的な株価指数の1つです。ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等に上場している銘柄から代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し指数化しています。なお、S&P500指数(円換算ベース)は、S&P500®をもとに、委託会社が円換算したものです。
ファンドの特色
- 米国株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。 SBI・V・S&P500インデックス・マザーファンド(以下「マザーファンド」といいます。)受益証券への投資を通じて、S&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
- S&P500指数に連動するETF(上場投資信託証券)に投資します。 バンガードが運用を行う「バンガード・S&P500 ETF」を実質的な主要投資対象とします。
- 組入外貨建資産については、為替ヘッジを行いません。
ファンドの仕組み
本ファンドの運用は、ファミリーファンド方式で行います。ファミリーファンド方式とは、投資信託(ベビーファンド)の資金をまとめてマザーファンドと呼ばれる投資信託に投資し、実質的な運用をマザーファンドで行う仕組みです。

※投資対象ファンドについては、「投資対象ファンドの概要」をご覧ください。
※効率的な運用を行うため、信託財産で保有する有価証券の貸付取引を行う場合があります。当該貸付取引を行った場合には、その品貸料の一部は信託財産の収益となります。
分配方針
毎決算時(年1回、9月14日。休業日の場合は翌営業日とします。)に、原則として以下の方針により、分配を行います。
分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含みます。)等の全額とし、委託会社が基準価額水準、市場動向等を勘案して収益分配金額を決定します。ただし、分配対象額が少額の場合は、分配を行わない場合があります。また、将来の分配金の支払い及びその金額について保証するものではありません。
主な投資制限
①マザーファンド受益証券への投資割合には制限を設けません。
②投資信託証券(マザーファンド受益証券及び上場投資信託証券を除きます。)への実質投資割合は、信託財産の純資産総額の5%以下とします。
③外貨建資産への実質投資割合には制限を設けません。
④株式への直接投資は行いません。
⑤デリバティブの直接利用は行いません。
⑥外国為替予約取引は、為替変動リスクを回避する目的以外には利用しません。
資金動向、市況動向の急激な変化が生じたとき等ならびに投資信託財産の規模によっては、上記の運用ができない場合があります。
追加的記載事項
投資対象ファンドの概要
マザーファンド受益証券を通じて、実質的に投資する投資対象ファンドの概要です(2023年9月末現在)。
名称 | バンガード・S&P500 ETF |
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種別 | ETF(上場投資信託証券) |
運用方針 | 米国の主要業種を代表する大企業500銘柄で構成される、S&P500指数に連動したパフォーマンスをめざします。 |
管理報酬等 | 年:0.03% |
運用会社 | ザ・バンガード・グループ・インク |
※上記内容は今後変更になる場合があります。
S&P500®は、S&P Dow Jones Indices LLCまたはその関連会社(「SPDJI」)の商品であり、これの使用ライセンスがSBIアセットマネジメント株式会社に付与されています。S&P®、S&P 500®、US 500、The 500、iBoxx®、iTraxx®およびCDX®は、S&P Global, Inc.またはその関連会社(「S&P」)の商標です、Dow Jones®は、Dow Jones Trademark Holdings LLC(「Dow Jones」)の登録商標です。これらの商標の使用ライセンスはSPDJIに付与されており、SBIアセットマネジメント株式会社により一定の目的でサブライセンスされています。本ファンドは、SPDJI、Dow Jones、S&P、それらの各関連会社によって後援、推奨、販売、または販売促進されているものではなく、これらのいずれの関係者も、かかる商品への投資の妥当性に関するいかなる表明も行わず、当インデックスのいかなる過誤、遺漏、または中断に対しても一切責任を負いません。
投資リスク
基準価額の変動要因
本ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。また、外貨建資産には為替リスクもあります。したがって、投資者の皆様の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割込むことがあります。信託財産に生じた利益及び損失は、すべて投資者の皆様に帰属します。
また、投資信託は預貯金と異なります。本ファンドの基準価額の主な変動要因としては以下のものがあります。なお、基準価額の変動要因は以下に限定されるものではありません。
主な変動要因
株価変動リスク | 一般に株価は政治・経済情勢や発行企業の業績等の影響を受け変動しますので、組入れる株式の価格が変動し、本ファンドの基準価額は影響を受け、損失を被ることがあります。 |
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為替変動リスク | 為替レートは、各国・地域の金利動向、政治・経済情勢、為替市場の需給その他の要因により大幅に変動することがあります。組入外貨建資産について、当該外貨の為替レートが円高方向に進んだ場合、本ファンドの基準価額は影響を受け、損失を被ることがあります。 |
信用リスク | 組入れる金融商品等の発行体が経営不安や倒産等に陥った場合に資金回収ができなくなるリスクや、それが予想される場合にその金融商品等の価格下落で損失を被る可能性があります。また、金融商品等の取引相手方にデフォルト(債務不履行)が生じた場合等、本ファンドの基準価額は影響を受け、損失を被ることがあります。 |
流動性リスク | 組入れる金融商品等の市場規模が小さく取引量が限られる場合などには、機動的に売買できない可能性があります。また、保有する金融商品等が期待された価格で処分できず、本ファンドの基準価額は影響を受け、損失を被ることがあります。 |
カントリーリスク | 投資対象国・地域において、政治・経済情勢の変化、外国為替規制、資本規制、税制の変更等の事態が生じた場合、又はそれが予想される場合には、方針に沿った運用が困難になり、基準価額の下落要因となる可能性があります。 |
その他の留意点
・本ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。
・本ファンドは、大量の解約が発生し短期間で解約資金を手当てする必要が生じた場合や主たる取引市場において市場環境が急変した場合等に、一時的に組入資産の流動性が低下し、市場実勢から期待される価格で取引できないリスク、取引量が限られてしまうリスクがあります。これにより、基準価額にマイナスの影響を及ぼす可能性や、換金の申込みの受付が中止となる可能性、換金代金のお支払いが遅延する可能性があります。
・有価証券の貸付取引を行う場合は、取引先リスク(取引の相手方(レンディング・エージェントを含みます。)の倒産等により契約が不履行になること)が生じる可能性があります。
・投資信託は預金や保険契約と異なり、預金保険機構、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
・銀行など登録金融機関でご購入いただく投資信託は投資者保護基金の支払対象ではありません。
・収益分配金の水準は、必ずしも計算期間における本ファンドの収益の水準を示すものではありません。収益分配は、計算期間に生じた収益を超えて行われる場合があります。
・投資者の購入価額によっては、収益分配金の一部または全部が、実質的な元本の一部払戻しに相当する場合があります。
・収益分配金の支払いは、信託財産から行われます。したがって純資産総額の減少、基準価額の下落要因となります。
・本ファンドは、ファミリーファンド方式で運用を行います。当該運用方式には運用の効率性等の利点がありますが、投資対象とするマザーファンドにおいて、他のベビーファンドの資金変動等に伴う売買等が生じ、マザーファンドの組入れETF(上場投資信託証券)に売買等が生じた場合等には、本ファンドの基準価額は影響を受けることがあります。
リスクの管理体制
委託会社では、ファンドのパフォーマンスの分析及び運用リスクの管理をリスク管理関連の各種委員会を設けて行っています。
流動性リスクの管理においては、委託会社が規程を定め、ファンドの組入資産の流動性リスクのモニタリングなどを実施するとともに、緊急時対応策の策定・検証などを行います。取締役会等は、流動性リスク管理の適切な実施の確保や流動性リスク管理態勢について、監督します。
運用実績
(基準日:2023年9月29日)
基準価額・純資産の推移分配の推移主要な資産の状況年間収益率の推移
基準価額・純資産の推移
(設定日(2019年9月26日)~2023年9月29日)凡例をクリックするとグラフが表示されます

基準価額(1万口当たり) | 21,000円 |
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純資産総額 | 10,991.2億円 |
分配の推移(1万口当たり、税引前)
決算期 | 金額 |
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第1期(2020年9月14日) | 0円 |
第2期(2021年9月14日) | 0円 |
第3期(2022年9月14日) | 0円 |
第4期(2023年9月14日) | 0円 |
設定来累計 | 0円 |
主要な資産の状況(マザーファンド)
※比率はマザーファンドの純資産総額に対する比率を表示しています。
※比率は表示単位未満を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
≪組入銘柄≫
投資対象ファンドの名称 | 種類 | 国/地域 | 通貨 | 比率 |
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バンガード・S&P500 ETF | 投資信託証券 | 米国 | 米ドル | 99.2% |
現金等 | 0.8% | |||
合計 | 100.0% |
年間収益率の推移(暦年ベース)

※ファンドの年間収益率は、分配金再投資基準価額の騰落率です。
※2018年まではベンチマーク(S&P500指数(円換算ベース))の騰落率です。
※ベンチマークの年間収益率は国内の取引所の営業日に準じて算出しております。
※2019年は設定日2019年9月26日(10,000円)から年末まで、2023年は年初から9月末までの騰落率です。
※ベンチマークはあくまで参考情報であり、ファンドの運用実績ではありません。
最新の運用実績は、委託会社のホームページまたは販売会社でご確認いただけます。
※ファンドの運用実績はあくまで過去の実績であり、将来の運用成果をお約束するものではありません。